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リンパ浮腫患者(特に下肢のリンパ浮腫)の方には腰痛や膝痛を持つ方が非常に多くいます。 一部の病院では、浮腫の軽減とともに、アロマオイルなどを使いスキンケアを行うところもありますが、今のところ「むくみの改善」がメインで痛みに対するケアまで行われていないのが現状です。 通常の方の膝痛であれば、温熱やマッサージ、テーピング、固定などを行えるのですが、リンパ浮腫の起こっている部分に対し、基本的には温熱療法や強めのマッサージは行われず、もちろんテーピングや固定も行えないことも多くあります。 固定やテーピングを行わないのは、膝の部分だけの固定はむくみに対して悪影響を与えるためで、温熱療法も温熱刺激により血管の透過性の亢進が起こることによりむくみに対してマイナスに作用するために行われないことが多いのです。 それでは、リンパ浮腫の起こっている患部の膝痛や腰痛にはどのようにするのがいいでしょう? 基本的には、関節の動きが硬い場合には、可動性をよくする。ゆるい場合には安定性を出すことが必要になります。 まず、End feel testやJoint play test、靭帯テストなどを行います。これにより、可動性の状態を確認します。硬い場合は、関節の遊びを少し超えた状態に持っていき、8count伸張状態を固定し、これを2~3回繰り返します。これを2~3セット行います。 この、方法であれば、関節包内の透過性は若干亢進いたしますが、歩行時以上に亢進しているわけではないのでむくみに影響が出るとまでは行かないでしょう。また、関節包外の場合でも、慢性時であれば透過性の亢進がないといわれていますので、むくみへの影響は無いといえます(炎症時には透過性が亢進しますから行わないで下さい)。 関節がゆるい場合、その関節部に軽い圧迫を行うか、または、関節の遊びの範囲での牽引にて除痛を行い、筋力をつけることが大切になります。 |
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2006年03月13日
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